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今回の記事は、体全体についての記事です。
今回は体全体の話です。
水溶性ビタミン、脂溶性ビタミン、ミネラル、脂質が体の中でどのように関わっているか、そのような全体の話をしたいと思っています。
個別状況について知りたいかたや体全体の小目次はこちらです。
リンクをはっておきます。
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このサイト全体の目次はこちら。
6.体全体の話、脳と脊髄と神経の話、たんぱく質重視、脂質重視。三石理論について。
7.体全体の話、動的平衡という考え方。動的平衡の観点からの三石理論の解釈。
8.体全体の話、DNA、RNAによるたんぱく質作成について、水溶性ビタミン、脂溶性ビタミン、ミネラルの役割と立場の違いとリスクと効果 ←このページです。
9.うつ病のひと、PTSD、フラッシュバック、自律神経失調症の人むけの全体の方向性の話
10.うつ病の人むけ(うつ病はなおりにくい)対策、(ビタミン、ミネラル、薬草ハーブ、脂質)短期と長期対策。
11.PTSDフラッシュバックに困っている人対策(ビタミン、ミネラル、薬草ハーブ、脂質)短期と長期対策。
12-1. 立ち上がれない自律神経失調症の人向けの対策(ビタミン、ミネラル、薬草ハーブ、脂質)短期と長期対策。
12-2.お風呂にはいれない対策、身体調整機能の話し、カンナビノイド欠乏症の話。
13.うつ、フラッシュバック、自律神経失調症の背景の脳内重金属の話し。脳内重金属のデトックスとアルツハイマー、発達障害のデトックス向け。
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-本題-
水溶性ビタミン、脂溶性ビタミン、ミネラルという言葉を聴いたことがあると思います。それらはどのように全体的に捉えていったらいいのでしょうか。
イメージをざっくりつかみましょうという話です。
水溶性ビタミンの代表であるビタミンCは、美白に効くとか、ビタミンBは、豚肉におおいとか疲労回復にやくだつとか聞いたことがあると思います。
それぞれどのような存在なのでしょうか。
今まで、人間はたんぱく質をつくる動物と伝えてきました。
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その中で、たんぱく質を作る流れを説明します。
後ほど図で説明しますが、細胞にはDNAがあります。そのDNAからRNAに情報がうつります。そして、RNAにしたがって、アミノ酸からたんぱく質が作られます。そのときに、働きかけるのが脂溶性ビタミン、ミネラル、脂質です。
つくられたたんぱく質は、酵素(これもたんぱく質です。)によって形が変わって行きます。そのときに、補酵素として主に活躍するのが、水溶性ビタミン、ミネラルです。
なので、脂溶性ビタミンとミネラルは、細胞全体から関わるイメージで、水溶性ビタミンは、特定のたんぱく質合成において貢献してくれるイメージです。
細胞内から働くのが脂溶性ビタミンです。そのため、多くの反応に脂溶性ビタミンは関わります。そして、効果も大きい反面、副作用も大きいのではないかという、メカニズム、機序、仕組みがわかってもらえるかもしれません。
-まとめ-
脂溶性ビタミン、ミネラルは細胞自体に働きます。
脂質も細胞自体に働きます。そのため、効果が大きいのですが、そのぶん副作用も心配、なぜなら、多くのものに関わるし、たんぱく質合成の上流から影響を与えるから。
水溶性ビタミンは体から排出されやすいし、さらに、アミノ酸やタンパク質合成のところで補酵素として関わるので特定のものに影響が出るイメージ。
主酵素と補酵素の組み合わせがうまくいくかどうか、それが人によって10-100倍違うのではないか、これを考えたのが三石先生で、三石先生の理論、メカニズムはとても納得感があります。
このメカニズムを抑えておくと、脂溶性ビタミンを積極的にとるときは、きちんと
かんがえないといけないなと思われます。
2021/2/2 18:15執筆 2021/4/7 13:00更新