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今回の記事は、脳内の重金属についてです。
結論から言うと、脳内の重金属は多くの人でたまっているかもしれない。
だからデトックスしようということです。
重金属(水銀、鉛、ヒ素、カドミウムその他)は互いに高めあってダメージを与えます。そのため取り除かないとうまく脳が働かないです。。
メカニズムはこのようになっています。水銀があると、脳内で活性酸素を発生させるし、水銀や鉛は脳内神経伝達物質に悪影響を与えます。
また、鉛は脳の細胞内で、カルシウムと拮抗し、脳内細胞死の原因となりえます。このように、重金属は多くの問題につながっています。
結果として、ドーパミンが過剰に働いたり、正誤する仕組みがうまくいかなかったりします。そのため、発達障害という減少になってあらわれているという仮説となります。
そのため、うつ病においても、脳内の重金属のデトックスは大変重要です。
もちろん、完全には遺伝子と重金属の関係がわかっているわけではないです。
しかし、対処法がある程度わかっているなら、とりくむべきだというのがスタンスです。
この記事では、重金属の影響の大きさとアメリカの状況とデトックスの方法を
書いて行きます。重金属のデトックスをおこなって、脳内の負担を減らして行くことが
目的です。
この記事の目次は以下です。
1.はじめに
2.重金属がたまっている現状、アメリカの現状
3.デトックスの方法
-はじめに-
女性は妊娠したら、水銀や鉛に気をつけましょう、急にこのような話をききます。
また、ノンカフェイン飲料についても急に知ることになるんだけど今回は触れません。
そのときに、女性は意識します。
「水銀、鉛は健康に悪かったんだ、魚は週に一度とかまでとか、厳しいな。今まで食べていた分はどうなっているのだろうか。」
魚は週にいちどまで、この「週に一度までの魚の摂取」のメカニズムを考えよてみようと思います。
これは、魚の中に含まれる水銀が脳にたまることによって、脳神経に悪影響があるという話です。
魚+水銀→母親+水銀→おなかの中の胎児+水銀となります。なんで、妊娠のときだけこのようなことを言い出すのでしょうか。
ここで、妊娠中の母親が気をつけないといけないのは、体に入った水銀が、
3歳未満の子供は、脳の中に非常にはいりやすいという仕組みです。
それは、血液脳関門(blood-brain barrier, BBB)が3歳未満の子供では不完全のため、重金属が通りやすいのです。
血液脳関門とは、バリアです。脳にいろんな物質がはいったら、脳は影響をうけるので、そもそも入らないようにしているのです。
そのため、水銀の影響を胎児は受けやすいので、水銀の含まれる魚は食べないようにしましょうということです。
ところが、3歳まで血液脳関門はできないので、それまでにとらないことが望ましいです。日本のワクチンには、水銀が含まれているものがあるので、
同じ仕組みで3歳まではやめたほうがいいです。また、一度にワクチンを接種するのもやめたほうがいいです。ワクチン自体は効果があるので、受けたほうがいいのですが、
年齢や、同じ時期にうけないこと、また、重金属のデトックスもおこなって摂取することが大切です。次は、重金属の危険性が日本以外で言われている現状を伝えます。
-発達障害、重金属やワクチンにたいする、アメリカの現状-
直近のアメリカの状況から説明する。端的にいうと、発達障害と重金属の関係が推測されて、重金属の一つの供給源であるワクチンは危険だという考えがひろまった。
そして、結果として、アメリカでは、ワクチンに水銀を使うことが禁止された。
もちろん、ワクチンの水銀が確実に要因となっているかは厳密に証明されていない。
しかし、疑わしくて、苦しんでいる人がいるなら、やめておこうというのが
当たり前の考えだ。日本では、いまだにワクチンには水銀が認められている。
水銀を使わないワクチンが増えているのはいいことだと思う。
アメリカの状況。
依然として多くの親が小児ワクチンの安全性や予防接種スケジュールについて懸念を抱いている。そのような懸念から,推奨される予防接種の一部しか子どもに受けさせない親や,予防接種を全く受けさせない親もいる。米国では,2006年に1%であった予防接種免除率が2011年には2%まで上昇し,6%の小児が免除を受けたと報告した州もあった。
では、アメリカの親を動かしたデータを確認します。
アメリカのカリフォルニア州での自閉症児の人数の変化です。
(発達障害を治す:大森隆史)
一目見てわかると思うのですが、
自閉症児の数が増えています。
アメリカはきちんと統計をとる国です。この数値をみて、アメリカ国民はおかしいと思ったわけです。
自閉症が遺伝子だけの問題だと すると、短期間に遺伝子は変化しないので、それはおかしい。環境が影響しているでしょうと。
当然、同じ先進国で魚をさらに食べる日本では、自閉症児は増えています。
日本で不幸なのは、データに基づいて話されておらず、発達障害は個性とか言われていることです。
アメリカでは、2004年から国として取り組まれています。そのための論文や治療法も医師が中心となって会議も開かれ論文も多くあります。
自閉症児の症状にあわせた治療用のサプリメントもあります。
つぎの内容では、アメリカでは当たり前に行われているデトックスの方法のメカニズムをお伝えします。
この内容は最新のものではないので、脳内の重金属のデトックスを真剣に行う場合は、毛髪検査や専門の医師のもとでおこなうことがいいと思います。
治療法は進んでいきますので。
-デトックスの方法-
具体的なデトックスの方法です。
まず、脳内にある重金属ごとに対処をまとめます。
そして、5つの方針で進めていきます。
5つの方針の記事は、以下です。
www.hopeforlocalpeopleinjapan.com
5つの方針によって、具体的な栄養素やサプリを紹介します。広告収入やアフィリエイトを目的としていないので、リンクを踏んでも私には、お金は入りません。
お金が入るとより、お金が入りやすい栄養素やサプリを紹介してしまいそうなので。
5つの方針を書いておきます。
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1.メカニズム(効果の働く仕組み、順番)の仮説がしっかりかんがえられているもの
2.近くで買いやすいもの
3.安いもの
4.効果はあるが、人によっては合わないものをすすめるときは、優先順位をさげる
5.栄養をとりいれるというよりも取り除くという考え
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取り組むべき重金属は以下です。
①水銀②鉛③アルミニウム④カドミウム⑤ヒ素です。
これらについて、5つの方針に従って対応を書いておきたいと思います。
①水銀 においては、グルタチオンという体内生成の重金属排出の坑酸化物質が有力です。自閉症の方は、このグルタチオンを生成する遺伝子が元々弱くそのため水銀を体内に排出しづらいというメカニズムです。詳細は省きますがメチレーションがうまくいっていないというメカニズムです。このメチレーションには、ビタミンB群の補充で効果を挙げます。B1B2B6葉酸B12です。これらを補ってもいいのですが、これらをあわせてコストが上がるので、専用商品を取ったほうがいいです。
そのため、以下の専用のサプリがアメリカでは売っています。
1.メカニズムの観点→○。はっきりとしている。
2.近くで買いやすいもの→×。アメリカの専用のサプリがおすすめです。α-リポ酸が小林製薬から出ていましてこちらも効果はあるようですが、重金属デトックスは時間がかかるものなので、アメリカ産サプリを購入するのがいいです。楽天でも売っているはず。
3.安いもの→×。少し高い。
4.効果はあるが、人によっては合わないものか。→○。ビタミンB群サプリなので水溶性で問題ないです。
②鉛においては、マグネシウムの補給により、脳内からデトックスされます。メカニズムとしては、たんぱく質と結合する鉛は、マグネシウムが存在することにより、入れ替わります。そして、無機水銀となって体外へ排出されるメカニズムです。マグネシウムは取りすぎると下痢になるメカニズムがあります。
アメリカのサプリメントです。
また、日本ではスーパーでにがりが売っています。こちらを一日5滴飲めばサプリメントと同じ量が取れます。
また、お風呂にマグネシウムを入浴剤として入れても皮膚から吸収されるのでおすすめです。
1.メカニズムの観点→○。はっきりとしている。
2.近くで買いやすいもの→○。アメリカの専用のサプリがいいです。日本のマグネシウムサプリは酸化マグネシウムのような吸収率のとても低いものなので吸収されないです。にがりはスーパーで買える物です。
3.安いもの→○。にがりは安い。アメリカのサプリも安い。
4.効果はあるが、人によっては合わないものか。→○。下痢になる副作用しかないので安全です。
③アルミニウムにおいては、ケイ素による排出が有効です。ケイ素はシリコンでアルミニウムをつかんで排出するというメカニズムと思われます。ケイ素は何かというと、道草の雑草に含まれていて、手を切る鋭いものです。
によると、ケイ素水をもちいてアルミニウム濃度の減少がみられたとのことです。
具体的には、ケイ素水を飲むのもいいと思いますが、個人的にはオートミールがおすすめです。ケイ素の含有量が一般的な食物の中では圧倒的です。100g中600mgのケイ素が含まれています。じゃがいも200mg、小麦120mgとかが上位です。小麦はグルテンが腸にダメージを与えるのでおすすめできません。ジャガイモはおすすめです。
レンジでチンするだけで食べられるオートミールはお手軽です。食物繊維、ベータグルカンも多いオートミールはデトックス食として薬草扱いすべきです。
スコットランド人は100%、ドイツ人は10%が毎日食べているものです。
オートミールは猫草になっていることも多くて、健康のために猫ちゃんがたべるのもわかる話です。
おすすめの食べ方は、お茶漬けや、ふりかけをかける食べ方です。
なつだと、牛乳に30分ひたして、ブルーベリージャムをいれるとおいしいです。
フルーツグラノーラは、甘くて糖分があってマイナス、人工甘味料も使われてそうでマイナス。でも、半分くらいオートミールで出来ているから、オートミールをまったく食べないよりいいかと思いきや、マイナスがおおいからおすすめはしません。
1.メカニズムの観点→○。はっきりとしている。
2.近くで買いやすいもの→○。スーパーでも売ってる。
3.安いもの。→○。食事としても安い。
4.効果はあるが、人によっては合わないものか。→○。オートミールが合わなければ、フルーツグラノーラでもいいと思う。
また、アルミに関しては、ウコンが有効です。ウコンは血液脳関門を通る数少ない物質です。ウコン=カレーをとるインド人はアルミが原因といわれるアルツハイマーが少ないです。よくウコンに対する反論としては、腸からの吸収率が引くいといわれます。
それはそれでいいです。大腸にまで、ウコンが坑酸化物質としてのこってくれるので、大腸の健康にいいからです。自炊の味付けにウコンを入れてみてはどうでしょうか。
また、アルツハイマーは、高齢化が進むと増えるのですが、高齢化が進むイギリスでは、アルツハイマーの患者の増加数が抑えられています。当然、オートミールを多く食べる国です。日本では、アルツハイマー患者は増え続けています。
④カドミウムにおいては、マグネシウムやグルタチオンが有効に働く。メカニズムも
①水銀や②鉛と同様だ。対策も同じです。そのため省略。マグネシウムは是非とってほしいと思います。
また、これら有害重金属全体に関して有効なのが、16時間の断食です。
オートファジーといって、16時間の断食が行われると細胞が壊され材料に戻ります。
そのときに、細胞内にある有害な重金属も外にでやすくなるというメカニズムです。
16時間の一度の断食でも効果が発揮されるというところがポイントです。
週末に夕食を6時に食べて、翌日の昼まで何も食べないだけで調子がよくなるということです。(18時間間隔があくので)こちらもおすすめです。
デトックスについて記載してきました。これが全てではなく知識や研究は更新されて行きます。デトックスに亜鉛が有効や銅の過剰も上げられています。腸と脳の炎症のリンクの観点からカンジダ除去や腸の対策も重要かと思われます。
具体的治療の際は医師のもと治療をおこなってください。
参考文献
・発達障害を治す 大森隆史
・栄養素のチカラ
・ナカムラクリニック
・ライフスパン
2021/2/8 16:45 執筆 2021/2/15 13:15 更新 2021/2/16 14:45 更新